尊厳死宣言書とは~残された人に希望を伝える
尊厳死宣言書とは病気などにより、現在の医療をもって回復を見込めない場合の時に、ただ命を寿命を延ばすためだけの延命治療はしないでほしいとあらかじめ書面にして残しておくものです。
本来自分の体や命などの医療行為に関する判断は本人にしかできないないとされています。
臓器提供カードがあるのもそういうことですね。
自分が事故や病気などにより重症・重篤な時、その意思をお医者さんや家族に伝えれない可能性が考えられます。
そしてそういった状況になった場合、家族は「もしもの軌跡」を望んだり、本人はたった1%でも可能性があるのなら延命して欲しいと望んでいるかもしれないと考えたり、家族にとっては延命治療をするかどうかとても難しい判断に迫られます。
そういった時に尊厳死宣言書があれば、自分の意思を伝えることができ、家族にも過酷な判断をさせなくてすむという効果があります。
尊厳死宣言書には法的効力はありません。
しかし今では96%ぐらいの高い確率で病院等で受入られています。
公正証書にしておくようにしましょう。
公正証書は全国の公証役場で作成することができます。
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