短期滞在ビザをある日突然取得できなくなった!?180日ルールとは

 

 先日、日本で就労する外国人の方からこんな質問を受けました。

 

 

その外国籍の方は査証免除国で90日間の滞在が許可される国の方だったのですが、法令違反を侵したり上陸拒否になるような事由には該当していません。

 

そこで調べてみると入管法上は明確に定められているわけではありませんが、「180日ルール」というものが存在することがわかりました。

 

これは実務上の取り扱いにすぎませんが、そもそも日本で中長期的に在留する予定がある場合、何らかの査証(ビザ)を取得する必要がありそういった趣旨からできたルールだと思われます。

日本に年間180日以上滞在する場合、中長期の滞在と言えますね。

ではここで「180日ルール」を詳しく見ていきましょう。

 

 

まず180日を計算する時に短期滞在ビザを許可された日数で計算するのではありません。

 

今回申請する日の帰国日から遡って1年間で換算します。

 

 

90日許可が降りるパターン

 

 

今回5/1~7/30日まで90日間短期滞在の許可を申請する場合

前年の7/30日~4/30日までの滞在期間が90日以内の時90日間の短期ビザの取得が可能です。

上記の場合で前年7/30~4/30日まで100日の滞在期間があった時

残りの80日の期間分だけ許可が降ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

短期滞在ビザは中長期の在留を想定していませんので原則としては更新など許可されません。

ただし、やむをえない特別な場合許可されることもあります。

 

特別に認められる場合

 

    病気や事故、出産や入院など出国することが困難な場合

 をさします。

 

この場合「在留期間更新許可申請」という手続きを取ります。

 

原則として他の在留資格への変更は出来ません。

ただし、日本に在留している間に婚姻手続を完了し日本に在住する者と結婚した場合、「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」などへの在留資格に直接変更することが認められています。

就労資格へ変更したい場合、短期滞在ビザで在留している間に就労資格認定証明書の交付申請をして許可が降りれば就労資格変更許可申請をしますが期間的な問題もあり厳しいのが現状です。

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